2006年09月27日

散文の断片「海に向かって歌う人」

とある空の下、一人の人が馬に乗って旅をしていました。
「この辺りは寂しいね。人間なんていなそうだよ」
と、馬は言いました。
進んでいる道には何もなくて、人はおろか草木もありません。
「そうだね、ずいぶん寂しい道だね。何もないんだね」
と、その人は言いました。

そんな道をずんずんと進んでいきました。
やがて、遠くのほうで波の音が聞こえてきました。
「ねえねえ、波の音が聞こえない?」
「聞こえる聞こえる。海が近いみたい」
「この道は海に続いていたのか」

道を進むと、海に出ました。
波の音が静かに響いています。
海の表面は太陽の光できらきら光っていました。
海岸線に沿って、長い道が続いていました。
「この道いいね。海を見ながら進めるなんて」
「それに波の音も聞けるね。いい道だ」

しばらく進んでいくと遠くの方から歌声が聞こえてきました。
「なんか遠くから声が聞こえるね」
「そうだね。誰か近くにいるみたい」
「きれいな歌声だね」
「ねっ。きれいな歌声。だけど、この歌声が明るいのか暗いのか判断できないよ。馬としては・・・」

その歌声のする方に向かいました。
すると一人の人が海に向かって歌を歌っているのが見えました。
「あのー、こんにちは」
歌を歌っていた人は歌うのをやめて振り向きました。
「あっ、あっ、こ、こんにちは」
その人は少し驚いたように答えました。
「すいません。驚かせてしまったようで」
「いえいえ、いえいえ!そんなことはありません。歌に少しばかり集中していただけです」
その人は少しばかり嬉しそうに答えました。
「きれいな歌声ですね。何か歌うことを仕事にしているのですか?」
「いえ、仕事ではありません。誰かに聞いて欲しいと思って歌っているのです」
「なぜ、こんなところで歌っているのですか」
「いつか、誰かが聞いてくれると思いまして」
「でも、ここはめったに人は通りませんよ」
「そうですね、実はあなたが初めてです」
「そうだったのですか・・・。これまでどのくらいの間歌っていたのですか?」
「よく覚えていませんが、だいぶ昔のような気がします」
「それまで、誰かに届けたいけど、誰にも届かない歌をずっと歌っていたのですか?」
「・・・そうですね、そういうことになりますね・・・」

波の音が静かに響いています。
それは柔らかな冷たさを感じさせるものでした。
でも、その音に旅人は小さな安らぎを感じました。

「もしかしたら、誰かに聞いてもらいたいけど、誰かに聞かれるのが怖かったのかもしれません」
「そうですか・・・。あなたの歌声、自分は好きですよ」
「えっ、ありがとうございます。人からそんなこと言われたの初めてでして、どう反応していいのか・・・」
歌人は少しだけはにかんだような表情をしました。
「あなたに歌を聞いてもらうことが出来て嬉しかったです」
「こちらこそ、あなたの歌を聞けてよかったですよ」

旅人と馬は出発の準備をしました。
「出発するのですか?どちらに行かれるのですか?」
「この海岸線の道をしばらく進もうと思います。あなたはこれからどうするのですか?」
「そうですね、歌うことを止めようとは思いません。でもどこで歌えばいいのか分からないので、ここで歌いたいと思います」
「もっと、人のいる場所で歌ったりとかはしないのですか?」
「しばらくはないと思います。それに、ここで歌っても誰かに届くことが分かりましたから」
「なるほど。もしここを通る人がいたら、あなたの歌声にきっと足を止めますよ」
「もしそうなら・・・嬉しいです」

旅人は再び馬を走らせました。
歌人は再び歌を歌い始めました。
波の音は相変わらず静かに響いていました。

歌人から遠ざかると、馬が口を開きました。
「不思議な人だね。会話に全然ついていけなかったよ」
「ははは。ずいぶんとつまらなそうな顔をしてたね〜」
「だってわけが分からないのだもの・・・。あの人、いつまで歌い続けるのだろう?あんなところで歌っても、誰も聞いてはくれないよ」
「人って案外、誰も聞こえないところで声を出しているものだよ」
「なにそれ。人間ってよく分からないよ。聞こえるように声出せって」
「そうだよね、みんなそうできるといいね・・・。それと、そういう声に耳を傾けることも出来るようにならないと」
「ふーん。人間って大変だね。まっ、土足で人の心に入り込まないように気をつけてね」

海岸線の道はずっと続いています。
どんどん、さっきの歌人の所から離れていきます。
でもどんなに遠ざかっても、後ろのほうから歌声が聞こえるような気がしました。
それがどんな気持ちの歌なのか、旅人には分かる気がしました。
posted by のっち at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

散文の断片「あるプラットホームで」

ある小さな駅で電車を待っていました。
とてものどかで、静かな駅でした。
プラットホームから眺める空はどこか遠いようで透明でした。

向かい側のホームに数人のグループが立っていました。
しばらくすると、その中の一人が声を発しました。
それはうめき声のように聞こえました。
何があったのか、一瞬驚きました。
すると、グループの一人が笑顔でうめき声をあげました。
よく顔を見ると、彼らの表情は少しばかり特徴のある表情をしていました。
それは、ある施設を訪れたときに見た人々の表情と同じでした。
駅のホームで待つ他の人は、どこか彼らを避けていました。
彼らから少し離れた所には人が並んでいましたが、彼らの周りには人がいませんでした。
それを線路の反対側から違う世界の出来事のように眺めていました。
でもそれは、自分の世界で起きていることに違いありませんでした。

彼らのことを心理的に避けないようにしようと心がけました。
自分の世界としてとらえようとしました。
しかし心理的に避けようとしている面も否定できませんでした。
そういう感情を抱くことに軽蔑しない訳にはいきませんでした。
この逃れられない感情に憎しみすら感じました。

そういう中で、ぼんやりと彼らの方向を見ていました。
彼らのうちの一人がまたうめき声をあげました。
うめき声?
それは彼らにとってのコミュニケーションでした。
自分には分からない言葉で彼らは通じていました。
それは自分が誰かと言葉を交わしているのと、何も変わらないように感じました。
彼らは僕らの姿であって、僕らは彼らの姿なのかもしれません・・・。

やがて、向こう側に電車がやってきました。
彼らは電車に乗り込み、自分とは反対の方向へ進んでいきました。
電車がいなくなると、駅はどこかのどかな空気に包まれました。
虫が静かに鳴いていました。
プラットホームから眺める空はどこか遠いようで透明でした。
少しの落ち着きを取り戻して、ただ空を眺めていました。
posted by のっち at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「ダヴィンチコード」

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映画「ダヴィンチコード」

カンボジアに行くとき飛行機でやっていたので観ました。
飛行機の中で眠くて内容がうろ覚え・・・。
今度じっくり見てみたいと思います(笑)
posted by のっち at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「有頂天ホテル」

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映画「有頂天ホテル」

大晦日、様々なイベントが目白押しでごった返すホテル・アバンティ。そんな時に副支配人の新堂は別れた妻と再会。妻は再婚していたが、その再婚相手はホテルの目の上のタンコブであるコールガールのヨウコと浮気を。そんなことは知らぬ新堂は、つい元妻に見栄を張って大嘘をついてしまう……。


三谷さんはさすがです。面白いです。
ホテルに泊まる人間同士がいろいろと絡み合う脚本は一品!
ハハハと笑いながら見ることのできる娯楽大作ですね。
posted by のっち at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「ALWAYS3丁目の夕日」

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映画「ALWAYS3丁目の夕日」

昭和33年。東京の下町の自動車修理工場に、集団就職で青森からひとりの少女が就職してきた。六子は大きな会社を期待していたが、小さな工場でガッカリ。それに怒った社長の則文だが、やがて六子は則文の妻トモエや息子の一平らと仲良くなり、一家になじんでいく。一方、売れない作家の茶川は、飲み屋のおかみのヒロミから、親に捨てられた少年・淳之介を押しつけられ、一緒に生活することに。最初はけむたがっていたが、淳之介が自分が原作を書いている漫画のファンだと知り、次第に距離が縮まっていく。そんなとき、淳之介の本当の父親が現れ…。


アットホームですね。この時代への郷愁のようなものを感じた。
下町ちっくな人間ドラマ。
この時代にも色々な問題もあったはずだが、きれいなものだけを取り出して私たちに観せてくれた。
だから、観ていて何も考えずにすみ心地よい。
なぜか懐かしさを感じる。
それは、人情の溢れた風景が描かれているからだと思った。
ただ、この映画は良い映画だとは思うが、世間の反応は高すぎる気がする。
この時代は良かったと思う人が多いのかな〜。

であるならば、クレヨンしんちゃんの大人帝国の方が好きかな。
同じようなテーマだけど、しんちゃんの映画はベクトルが未来を向いているから。
posted by のっち at 15:05| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「ユリイカ」

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映画「ユリイカ」

九州で起きたバス・ジャック事件で、辛くも生き延びたバス運転手・沢井(役所広司)と、乗客の直樹(宮崎将)、梢(宮崎あおい)の姉妹は、2年後に偶然再会したのを機に共同生活を始めるようになる。そこに兄妹の様子を見に来た従兄の秋彦(斉藤陽一郎)が加わり、疑似家族の様相を呈してきた4人は、やがて再びバスに乗って再生の旅に出た…。


セピア色の世界がどことなく非現実な世界観を感じさせた。
それは心理的ショックを受けた人間の風景のような気もした。
どこかぼんやりとして、存在感のないようなそんな感じ。
とても眠いときに観たので、眠きないときにもう一度観たい。
posted by のっち at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「さらば、わが愛 覇王別姫」

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映画「さらば、わが愛 覇王別姫」

中国激動の時代に生きた、京劇俳優の程蝶衣と段小樓。女形の蝶衣は段小樓を愛していたが、彼は娼婦と結婚してしまう…。戦争が、京劇という芸術の世界も侵しつつあった時代を背景に描かれる、ふたりの男たちの愛憎のドラマ。
前半は、京劇の学校で厳しい訓練に耐える主人公の少年ふたりの友情にスポットをあて、後半は、時代の波に飲まれながらも、愛と演劇を貫く男たちのストーリーがつづられる。段小樓を愛しながらも、その愛を得ることができず、苦悩する程蝶衣を演じるレスリー・チャンの艶やかな美しさが圧倒的な存在感を見せる。段小樓と結ばれる娼婦はコン・リー。


レスリー・チャンの妖しい演技がとてつもなく光っている。
彼の演技には吸い込まれてしまうようだ。
歴史や状況に翻弄される人間の姿が悲しく描かれていた。
叶わないという切なさが伝わってきました。
もっと上手に生きる道があっても、なかなかそれってできないものだねぇ・・・。
posted by のっち at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「フルメタルジャケット」

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映画「フルメタルジャケット」

アメリカ南カロライナの海兵隊新兵訓練所に入隊したジョーカー、カウボーイ、パイルら若者たち。彼らは鬼教官ハートマンのもとで、毎日地獄のような猛訓練に耐えるが、卒業前夜にパイルが教官をライフルで撃ち殺し、自殺するという事件が起こった。数か月後、ジョーカーは戦地ベトナムでカウボーイと再会、共に戦うべく最前線へ向かうが…。


ベトナム戦争ものです。キューブリック監督ものです。
戦争映画で戦争に行く前の訓練について描くのは珍しいと思います。
人間の理性が麻痺していく過程が描かれているように感じます。
戦争をする側にとって兵士の理性は邪魔になりかねない。
理性はおそらく殺人を拒む。
ラストシーンのミッキーマースマーチには寒気がした。
そしてエンディングテーマのRolling StonesのPainted Blackを聞いているとどうしようもない気持ちになる。
この映画を観た後では、ドラマチックな戦争映画を観ても感動はしないだろう。
戦争はドラマチックでもなんでもなくただの破壊であるのだから。
posted by のっち at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「逆境ナイン」

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映画「逆境ナイン」

突然、校長(藤岡弘)より廃部を言い渡された全力学園野球部キャプテン・不屈闘志(玉山鉄二)。何事にも“全力”な不屈は、部を存続させるために無謀にも甲子園出場を宣言。だが、彼の行く手にはさまざまな“逆境”が待ち受けていた! 野球を知らない監督、榊原剛(田中直樹)……。マネージャーの月田明子(堀北真希)との“恋”か“野球”かの究極の選択……。そして、逆転不可能な9回裏ツーアウト112対0!!……。弱小野球部を守るため、不屈闘志の魂が熱く燃える!!

ひたすら笑いました。
得体の知れないポジティブさには感服しました。
あほなストーリーに爆笑、爆笑、爆笑!!
最初から最後まで笑わせ続けるのはすごいよ。
笑い疲れました。
こんなあほなストーリーに爆笑する俺もあほ(笑)
でも好きだ〜、こういうの☆
posted by のっち at 14:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

散文の断片「道の終わりにある家」

旅人が馬に乗って長い一本の道を進んでいます。
やがて日が暮れてきました。
旅人はどこか今晩泊まれるような場所を探さねばと思いました。

ほとんど日も暮れかけた頃、一軒の家と道の終わりに至りました。
「やれやれどうやら行き止まりのようだ。この道を行けばどこかに辿り着けると思ったのだけど」
旅人は言いました。
「誰かに言われたのを、そのまま鵜呑みにしなかった?」
と馬は聞きました。
「いや、判断したのは自分さ」
「それはともかく、今日の宿はどうするの?」
「そうだね。まぁ、取りあえずこの家の人に頼んでみよう」

玄関をたたくと、きれいな服装をした一人の人物が出てきました。
「何か用でしょうか?」
「すみません。旅のものですが、今晩の宿に困っています。お願いがあるのですが、今晩泊めさせてはもらえないでしょうか?」
「おお、これはこれは、うちなんかでよかったら、どうぞどうぞ」
「あの、馬もいるのですが、どこか屋根のある場所はありませんか?」
「ああ、それでしたら、使っていない納屋がありますので、お使い下さい」
納屋に馬を連れて行き、旅人は家の中に入りました。

中に入ると、木目調のアンティークな家具が芸術的に並んでいました。
それらにはあきらめに似たような幸福が漂っているように見えました。

「どうぞお座りください」
そう言われ、椅子に腰掛けました。座り心地がいい椅子でした。
椅子が自分という人間を受け入れているかのようでした。
家の主がお茶を入れに行っている間、その椅子の感触を楽しみました。
椅子に座っていると、長い歴史の中でしっかりとした自分の存在が確認されるのと同時に自分が無効化されるような不思議な感覚にとらわれました。


家の主がお茶を持ってきてくれました。香りの良いハーブ茶です。
そのお茶を飲みながら、会話をしました。
「ずいぶん遠くから一本の道を進んできたのですが、失礼ながらどうやらここは行き止まりのようですね?なぜこのような場所にお住まいですか?」
「ここはあなたにとっては行き止まりなのかもしれません。でも、自分にとっては違うのです」
「でもここからはどこにも行くことができませんね」
「それはそうかもしれません。ここは、本来たどり着こうと思った場所ではありませんでした。でも、ここに心地よさを感じるからここにいるのです。心地よい場所に生きることが自分の目標でしたからここは自分の目的地なのかもしれません」
その後もしばらく話をしていました。
話をしていると、家の主は今の生活に幸福を感じているようでした。
ただそれが、主が求めた幸福かどうかは怪しくもありました・・・。

その晩はこの上なく安らかな眠りにつくことが出来ました。
ふかふかのベットに眠り心地のいい枕。
張り詰めた緊張が解きほぐれるような安心に包まれました。
窓から差し込む月明かりは、これまでになく優しくもありました。

朝になり、小鳥のさえずりが聞こえてきました。
目覚めも気分が良いものでした。
旅の支度を整えて、家の主に礼を言いました。
「行ってしまわれるのですか。よろしかったら、この地に住みませんか」
「お言葉はありがたいのですが、ここは自分にとって終着点ではないので」
「そうですか。それではお元気で。いい終着点に辿り着けることを願っていますよ」
「あなたもお元気で」
そう別れを告げて、馬の元に行きました。

「そろそろ出発?なんか知らないけどここは居心地がいいよ。でも、やっぱり行き止まりなんだね」
「ここは相当いい地だったね。人によってはここは終着点の価値もあるのだと思う。けど、この場所はどこにも方向性がないんだ。なんというか止まっている」
「でも、終着点ってそういう場所なのじゃないかな。それに、行き止まりに来てしまって途方に暮れたら、それこそ止まるしかないんじゃないのかな?」
「行き止まりだったら、引き返せばいいだけさ。まぁ、少しの休憩は必要だけど」
「うーん、そう簡単に言うけど引き返すのは前に進むよりもよりも労力を必要とするよ。馬としては疲れるよ」
「君には苦労をかけるよ。努力して進んできた道を戻ることになるからね」
「まぁ、いいさ。それにしても、うちらにとってこの道はどこにも通じていなかったんだね」
「そんなことないよ。しっかりと自分にとっての行き止まりに辿り着けることが出来た」
「ふーん、ずいぶんと前向きな発言で」
「・・・求めて手に入れたものと、気がついたら手に入れていたものと、どちらが価値があるのだろう・・・」
「ん、何?突然どうしたの??」
「んと、あの家の人との会話を思い出してね。さて、出発しよう!」

旅人が馬に乗って長い一本の道を走り出しました。
posted by のっち at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月01日

断片「幸福のない穏やか」

幸福でなくてもひどく穏やかなことがある。
ちょうど、今がそんな時期。
それは、ただ単に不幸な出来事がないという現実に基づくものである。
でも、時々思うのだ「このままでいいのか?」
いいはずない。
けど、これ以上、出来ることはない。
いや、出来ることはあるけど、それはリスクを伴うものだ。
以前リスクを背負って、大きな失敗をした。
でもいずれ、リスクは背負わないとなぁ。

これまでがこれまでだから、不幸な出来事がないだけで幸福だと思う。
ただ、それだけの日常。
それでもいいと思える、ひどく危険な安定した日々。
posted by のっち at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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