2007年11月21日

詩の断片「夢の続き」

誰もいない夜の中
夢の続きをなぞってみた
ただひたすらに
自分の感覚だけを頼りにしながら


自分の明日にまだ君がいたあの頃
人を想うことの幸せを感じていた
その気持ちを感じさせていたのは
幻を本物だと思ったからだろうか


幻だと分かっている
答えを知っているのに
心が受けつけてはくれない
どうしようもない気持ちだけが
夜の中を漂う


二度と戻れない時間の中
強がっているばかりで
自分を傷つけるだけだった
だから、もうつながりを求めない
そしてスタートラインに立つ
月明かりがあることを信じながら
posted by のっち at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

詩の断片「冷たい風が夜をかける」

冷たい風が夜をかける
カサカサと落ち葉が地面を転がる
捨てきれない願いは
枯れ木の先で震えている


傷ついた心に見合うだけの何かを求めて
必死に前を見て走ってきた
でもあの時、自分の目に映っていたもの
それは幻に過ぎないんだ
残ったものはボロボロの心


この心とどこへ行こう?
誰からも愛されないで生きていく覚悟
それでも、愛したい気持ち
矛盾したものを抱えて、死ぬまで生きる


月明かりは雲に隠れている
闇は一段と深まる
静まり返る街
雲の隙間から
小さな星を探していた
posted by のっち at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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