2005年12月04日

湯本香樹実「西日の町」

西日の町.jpg
最近読んだ本。
湯本香樹実の「夏の庭」は有名かな。
よく夏の文庫100冊みたいなのに入っている。

さて、その方の書いた本で「西日の町」
本の裏のあらすじより
西日を追うようにして辿り着いた北九州の町、若い母と十歳の「僕」が身を寄せ合うところへ、ふらりと「てこじい」があらわれた。無頼の限りを尽くした祖父。六畳の端にうずくまって動かない。どっさり秘密を抱えて。秘密?てこじいばかりではない、母もまた・・・。


母とてこじい(母にとっての父)の関係はねじれている。
そりゃ、あちこちふらふらばっかりで、家族なんてほとんど気にしていない(?)てこじいに子供のころからいい思いをしていなかったのだろう。
他にも母は自分自身の現状に色々なジレンマを持っているし。

病院でてこじいの表情の変わる所の表現に息をのんだ。
あぁ、人が死ぬときってこうやって輝きを失っていくのか、みたいな・・・。
ほんとうに、何もなくなる感じ。

おだやかなストーリーでした。
家族の複雑なんだけど、どこか暖かい気持ち。
でもそれは、表には出にくいものかもしれません。

posted by のっち at 23:18| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楽しいブログありがとうございます。僕もブログやってるんでよかったら見に来てください!
Posted by yuta at 2005年12月05日 03:19
yutaさん
コメントありがとうございます。

yutaさんのブログ、ぜひ見に行きたいです。
せっかくリンクを張っていただいたのに、アドレスが無効のようです。
よかったら、もう一度張ってもらえませんか?
よろしくお願いします。
Posted by のっち at 2005年12月05日 23:00
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