2008年09月07日

スカイ・クロラ

スカイ・クロラという映画を観た。
哲学チックなアニメです。


「平和を維持するために、戦争を人はするのだ。 人が現に死んでいっているというのを感じないと、平和も感じられなくなるのだ」

平和を維持するために、ある一部の存在が戦争を行う世界。
人間は何をもって「平和」という状態を認識するのだろう。
戦争や争いがなくても、人間は平和というものを感じることが出来る生命なのだろうか。

そして、平和が実現した世界で戦争をしている(させられている?)存在の生きる意味って何なのだろう。


「毎日がただなんとなく過ぎ、漠然とした記憶だけがある。私はいつからこうしているのだろうか・・・?」

生きているという実感がないままこの世に生存していることと、死んでいることの間にどんな差があるのだろう。

日常が無感情に過ぎていくことが何よりも怖い。
記憶が埋もれていくんだ。

矛盾だらけの世界の中で生きている自分。
あまりに重い、みもふたもない現実から目を背け続ける世界で生きている自分。
ふとした瞬間に、考えたり感じたりして生きることがひどく嫌な社会だと思うことがある。
何も考えないで生きたほうが、幸せになれるんじゃないかと思う瞬間もある。

でも、やっぱりそれは違う。
「何かを変えられるまで生きる」
最後には、そう思える映画だった。
posted by のっち at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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