2008年09月10日

雨つぶのはなし

「雨つぶのはなし」


雨つぶが落ちる
いつの時代も誰かに落ちる


とても温かい人に落ちた時
雨つぶも温かくなった

とても悲しい人に落ちた時
雨つぶも悲しくなった

愛する二人に落ちた時
雨つぶも愛情で包まれた

孤独に怯える人に落ちた時
雨つぶも孤独に震えた


そしてまた空へとのぼり
白い雲となって
世界を眺めている


雨つぶが落ちる
世界の至る所に落ちる

公園で遊ぶ家族に落ちた時
雨つぶも家族になれたような気がした

戦場で死ぬ逝く兵士に落ちた時
雨つぶもいいようのない虚しさを感じた

携帯ゲームを一人で遊ぶ子どもに落ちた時
雨つぶは豊かさとは何かと思い

裸足で外を走り回る子どもたちに落ちた時
雨つぶは貧しさとは何かを思う


希望の命に触れた時は
もう一度、雨となって降りたいと思う
絶望の命に触れた時は
もう一度、雨となるのが怖くなる


どう思っても繰り返される
地面に落ちて
空の青さに憧れて
空にのぼって
白い雲となって
世界を眺めて
また雨となり
命に触れる
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2008年08月31日

ある兵士の記憶〜戦場編〜

ある兵士の記憶〜戦場編〜



気がついたら私は銃を手にしていた。
慣れない軍服に身を包み、自分を隠していた。


広い草原の中、身をかがめながら進んでいる。
命令をされたから進んでいるだけだ。
隣の兵士の顔は強張っている。
敵兵がいつ襲ってくるか分からない、緊張感が漂う。


突然の怒号と共に、銃声が鳴り響く。
自分を守るため、銃を構える。
目の前に銃を構えている敵兵が目に入った。
銃口は間違いなく私を向いている。

殺したいと言う気持ちはなかった。
ただ恐怖が溢れただけ。
私はとっさに相手へ銃口を向け、引き金を引いた。

銃弾が相手の肉体にのめり込む。
緑の草原が、赤く染まった気がした。
相手は私を見ながら倒れていく。

銃声と奇声が鳴り止まない。
私の手は震えている。
手の震えるのを忘れるため。
銃を撃ち続けた。



どのくらい時間がたったのだろう。
いつの間にか、私は草原に倒れて気を失っていた。
意識が戻り、辺りの様子をうかがう。
銃声は止んでいるようだ。
ひどく静かだ。


立ち上がると、いくつもの死体が転がっているのが見えた。
味方だった人間の死体、敵だった人間の死体。
死んでしまえば、同じ死体だ。


見渡すと、横たわりながらも口元がわずかに動いている兵士がいた。
私が撃った敵兵だ。
私は銃を構えて恐る恐る近づいた。
何か声を出しているが何と言っているのか分からない。

敵兵の体を見ていると、もう腕や足は動きそうにない。
目だけが何かを強く訴えかけるようにして、私を見ていた。
その目は憎しみや怒りの目ではなかった。
敵兵の口元に耳を当て、何と言っているのか聞き取ろうとした。

敵兵は相手の土地の言葉で「胸ポケット…胸ポケット…」と言っているようだ。
私は敵兵が動ける状態でないことをもう一度確認して、相手の胸ポケットに手を入れた。


すると、しわしわの写真が出てきた。
一人の女性と、小さな子どもの写真だった。
その写真を敵兵の目の前にかざす。
すると、目を細めておだやかに笑った。
そして、また口元がわずかに動いて、静かに目を閉じた。
私は彼の胸に、そっと写真を置いた。

私も自分の胸ポケットに手を入れて写真を取り出した。
妻と子どもの写真だ。
その写真をじっと見つめた。
そして今、この世から消えた命の上にある写真を眺めた。
しばらく私は動けなくなり、ただ涙が溢れてきた。

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2008年08月04日

散文「ゴミ箱の中の宝物」

完全に趣味の世界なんであしからず。
朝起きたら、むわむわっとイメージが沸いてきた。
こんな感じの絵本を作りたい〜、でも絵がかけない(苦笑)


「ゴミ箱の宝物」

世界のどこかに宝物を探している人がいました
世界中を過酷な旅をして探していました
強い風に吹かれ、冷たい雨に打たれ、旅をしていました

ある時、光を放つ宝箱をみつけました
暗い暗い森の奥で見つけました
きらびやかで輝いていて、美しい宝箱です
きっとこの中に宝物が入っている
そう思いその人は大喜びです
持ってみるととっても重い
どんなに素晴らしい宝物が入っているのだろう
期待は膨らみます
その宝箱を大切に抱えて、家までの遠い道のりを戻りました

長い旅を終え、家に帰りました
さっそく宝箱を開けてみます
どんな宝物が入っているのでしょう
美しい宝箱なので、美しい宝物が入っているに違いありません
おそるおそる、手を伸ばして宝箱を開けてみました

しかし、入っていたものはただのゴミでした
世界中の汚いものが全て集まったかのようなゴミでした
その人は目が丸くなりました
こんなに美しい宝箱の中に、こんなに醜いものが入っているなんて


ゴミの入った宝箱に用はありません
その人はゴミ捨て場に宝箱を捨てに行きました
ゴミ捨て場に投げ捨てるように宝箱を置きました
「なんでこんなものを捜し求めていたんだろう
こんなに重いのに苦労して大事に持ってきたのだろう」
そんなことを思いました


ゴミ捨て場には、いろんなゴミが置いてありました
宝箱もたくさん捨ててありました
それは昔、その人が捨てた宝箱でした
熱い熱い砂漠で見つけた宝箱
寒い寒い雪原で見つけた宝箱
高い高い山の上で見つけた宝箱
深い深い谷の底で見つけた宝箱
どれも美しい宝箱でした
でも、どれも中身はゴミでした

その人はとっても悲しくなりました
苦労して宝箱を見つけても、いつも結果は同じです
どうして宝物を手にすることは出来ないのだろう

どの宝箱も外側だけは、今でもきらびやかに輝いています
その輝きを眺めていました
ふとその中にずいぶん古ぼけたゴミ箱があるのに気がつきました
よく見るとそれは、その人が旅に出る前に捨てたゴミ箱でした
「ずいぶん昔に捨てたのに、なんでまだ残っているのだろう」

そのゴミ箱はボロボロで汚れていて、見ているだけで嫌になりました
「このきれいな宝箱も、そのうちこんなにボロボロになるのだろうな」

なんとなく、ゴミ箱の中に目をやりました
ゴミ箱らしく汚いゴミがたくさん入っていました
「ゴミ箱も宝箱も、同じものが入っているのだねぇ」
どことなく悲しい気持ちで、ゴミ箱から目をそらしました

その人は肩を落として家に帰ろうとしました
すると、近くを通った小さな子どもが指をさして言いました
「あっ、何か光っている」
その人は子どもの指差す方を見ました
それは、昔その人が捨てたゴミ箱でした
よく見ているとゴミ箱の中が一瞬、小さく光ったように見えました
その人はゴミ箱の中をおそるおそるかきわけてみました
ゴミの気味の悪い感触が全身を襲います
でも、その中にはっとする感触がありました
それを思いっきり取り出してみました
なんと、それはその人の探していた宝物だったのです


薄汚れてはいますが、小さく光っていました
その輝きは宝箱の輝きより美しく見えました


その輝きを見ながら宝物のことを考えました
昔はそれが宝物と気がつかずに捨てたのだろうか
ゴミと一緒に間違って捨てたのだろうか
ゴミだったものが、長い時間で知らぬ間に宝物になったのだろうか
長い旅をすることで、宝物の光に気がつけるようになったのだろうか
でも、今となってはどれが正解なのか分かりませんでした

その人は、ゴミ箱のゴミを宝箱に入れました
宝物をゴミ箱の中に入れました
そして、大事そうに宝物の入ったゴミ箱を抱えて、家に帰りました
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2007年12月03日

詩の断片「モノクロの虹」

どこかで君の声が聞こえた
この身を削って君の元にたどり着いた
でも、君は僕を望んではいなかった

遠くモノクロの虹を眺めていた
握り締めて離さずにいた想い
この手の中で、いつの間にかつぶしてしまった
つぶれても、重荷となってのしかかる
大切な何かを失っても生きていかなければならない厳しさが
前へ進むのを邪魔をする

簡単に切り捨てることができたとして
それは幸せなこと?
たとえ重荷であっても、捨てるときには苦痛を伴うものなのだ
重荷が消えるとき、君もいなくなる
そして、モノクロの虹が七色に輝きだすんだ
posted by のっち at 21:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月21日

詩の断片「夢の続き」

誰もいない夜の中
夢の続きをなぞってみた
ただひたすらに
自分の感覚だけを頼りにしながら


自分の明日にまだ君がいたあの頃
人を想うことの幸せを感じていた
その気持ちを感じさせていたのは
幻を本物だと思ったからだろうか


幻だと分かっている
答えを知っているのに
心が受けつけてはくれない
どうしようもない気持ちだけが
夜の中を漂う


二度と戻れない時間の中
強がっているばかりで
自分を傷つけるだけだった
だから、もうつながりを求めない
そしてスタートラインに立つ
月明かりがあることを信じながら
posted by のっち at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

詩の断片「冷たい風が夜をかける」

冷たい風が夜をかける
カサカサと落ち葉が地面を転がる
捨てきれない願いは
枯れ木の先で震えている


傷ついた心に見合うだけの何かを求めて
必死に前を見て走ってきた
でもあの時、自分の目に映っていたもの
それは幻に過ぎないんだ
残ったものはボロボロの心


この心とどこへ行こう?
誰からも愛されないで生きていく覚悟
それでも、愛したい気持ち
矛盾したものを抱えて、死ぬまで生きる


月明かりは雲に隠れている
闇は一段と深まる
静まり返る街
雲の隙間から
小さな星を探していた
posted by のっち at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月16日

散文の断片「何もないかのような大地の上で」


殺風景な大地の上を2人の人と1頭の馬が歩いていました。
1人は旅人でもう1人は旅人には見えない人でした。


その2人はこんな会話をしていました。
「私は思うのですが、届かないことを知っているのに、どうして人は誰かを望んでしまうのでしょうか」
「そういう感情がなければ、人間は深く分かり合うことはできませんよ」
「どうせ届かないのに、辛いだけですよ」
「届かないと決め付けることもないのではないですか?」
「そうですね、決め付けることはないですね。でも、少なくともこれまでの私の人生の中で想いが届いたことはありませんでした」
「それは、本当に想いは届かなかったのですか?」
「そうです。届きませんでした。それどころか・・・いえ何でもありません。人間が想い合う可能性なんて限りなくゼロに近いのではないですかね」
「そんな簡単に人は理解し合えませんよ。どんなに想い合っていても、気がつく機会を失えば、想い合うことは永遠に失われますよ。だから、想い合えた時はこの上なく幸せなのですよ」
空には青が広がっています。
怖いくらいの深い深い青でした。
「でも、最後に気がつくのは自分という人間が独りなのだということでした。誰からも愛されても、想われてもいなかったのです」
そんな会話を聞いていて馬は「やれやれ」といった表情をしていました。
「へぇ、悲しい人生だねー。それにしても、なんか陰気な2人だね。馬としても嫌になるよ」
馬はのんきに言いました。

殺風景な大地が続いています。
ここに小さな花でもあれば、世界は違って見えるのかもしれません。
「心の中に大切だと思える人がいれば幸せなことかな。たとえ想いは届かなくても・・・」
独り言なのか小さな声で旅人は言いました。

ひたすらに何もない大地が広がっています。
美しいとも汚いとも、何の感情も沸かないかのような大地でした。

「何もないですね」
「いやー、いつまで続くんだか」
旅の途中で出会った人と馬は言いました。
旅人は一人黙っていました。


しばらく進むと、遠くを見渡せる丘にたどり着きました。
そこから、2人と1頭はその先に広がる大地を眺めました。
夕陽がゆっくりと沈んでいきます。
闇が迫ってきています。
いや、夕陽が闇を連れてきただけかもしれません。

旅人ではない人が口を開きました。
「いつまで何もない大地を歩くのでしょう?」
旅人は答えます。
「その前に、本当に何もないのでしょうか?」
「あたりを見回しても何も見当たりませんよ。人も建物も道すらない」
「・・・そうですね、そういう意味では何もないですね」
最後にそう言うと、旅人は寝床の準備を始めました。
闇は確実に深まっていきました。
posted by のっち at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月12日

詩の断片「心の花」

心の中に小さな花が咲いたとして
太陽がなければ色づくことはなく
色のない花が咲くという
周りを見渡せば
色鮮やかな花が咲いている
自分の花には
色があるのか分からない


心の花を咲かし続けたいと願ったとして
太陽がなければ枯れるだけで
静かに消えていくだけ
周りを見渡せば
太陽を浴びて美しく花が咲いている
自分の花には
太陽があるのか分からない


自分の花はいつまで咲いているのだろうか
色もないのに咲いている意味はあるのだろうか
目の前の太陽は自分の花を照らしている訳ではない
そのことを知っているのに
手が届かないのに手を伸ばそうとして
ただ風に花びらが揺れている
posted by のっち at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

詩の断片「リスタート」

見上げればそこにあるのは青
立ち上がり空に吸い込まれそう

いつか出会えることを願って
歩きながら待っている
歩きながら探している

重い荷物も今や自分の一部
こいつとも仲良くやってやるさ

太陽に照り付けられ乾いた砂が
風の力で舞い上がる

軽々と風の中を漂う砂も
風が止めば大地の一部

風に舞う砂のように漂うだけの自分も
いつか広大な大地になれるだろうか
その日が来るときには
空は晴れているだろうか

いつ訪れるか分からない未来を
ただ信じることで
大地を踏みしめる力になった気がした
posted by のっち at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

散文の断片「降り続く雨」

とある世界では雨が降っています。
どこまで見渡しても何もない草原です。
そこに1つの木があって、その下には1つのテントがありました。
テントの外には馬が一頭おりました。
テントの中から旅人のような人が出てきました。
馬はその人に話しかけました。

「今日も雨だね」
「そうだね、今日も雨だね」
「最近、雨ばかりじゃない?」
「そうだね、旅を続けてからずっと雨ばかり降っていたような気がするよ」
「ふーん。あれ、もう一人は?」
「ああ、寝ているよ」

テントの中には、旅人には見えない人がすやすやと寝ていました。
その人を見ながら、馬はいいました。

「この人はどんな人生を歩んできたのだろうね?」
「さあね、でも何かがあってこの人の人生は壊れてしまったような気がするよ」
「へぇ、人生を壊すものってなんだい?」
「それは、人間だよ」
「ほー、人間って怖いね。人間じゃなくてよかったよ」

雨はザアザア降り続いています。

「君の人生はどうなのだい、壊れてしまったのかい?」
「壊れているのかどうかすら分からないよ」
「それって重症じゃない?」
「さあね、壊れたところで生きていくことはできるさ」
「ふーん、そんな人生はきつくはないのかい?」
「きついだけの人生、それもまた人生さ」
「まったく君って奴は・・・」

テントの中で寝ている人が寝返りをうちました。

「この人はどうして死にたいと思っているのだろう?」
「言葉で全てを説明できるものではないと思うよ」
「じゃ、分からないね」
「それは少し違うよ。言葉を発する側は、自分のことを限られた言葉で伝える。あとは受け取った相手がその言葉でその人のことを想像することによって相手を分かることが大切なのだよ。人間社会で生きていくにはね」
「へー、なんだか分かりにくいけど、旅人の君には必要のないことかもね」
「別になくてもいいけど、あったほうが人間を理解できる。この想像力の欠如がいろんな悲しいことの原因なのさ」

木からは時々、雨の雫が落ちてきます。

「この人は君のことを信頼したようだけど、なんでだろ?」
「それはこっちが聞きたいくらいさ」
「まぁ、疑いながらついてこられても困るけど」
「普通の人間だったら、世界中のだれか一人くらい信じることのできる人間がいないと、生きていくのが嫌になると思うよ」
「別に誰でもいいけど、たまたま目の前にいたのが君だった・・・みたいな?」
「まっ、そんなとこだろうね」
「それって、ずいぶん曲がった見方じゃない?」
「曲がっているのは分かっているよ」
「それにしても、今までいろんな人間に飼われて思ったんだけど、人間ってなんでそんな簡単に裏切ったりするの?」
「裏切って他人を傷つけることよりも、裏切って得られるものの方がその人にとって多いと思えた時、人は裏切るのさ」
「裏切られたほうはたまったもんじゃないね」
「まっ、社会に生きていくのであれば、仕方のないことだよ」
「それでも、人はだれかを信じようとするんだ」
「それは人によるね。強い人間は裏切られても負けないし、弱い人間は自分を守るため誰にも心を開かなくなる」
「心を開かなくなるの?」
「そう、たぶんこの人もそうなんじゃないのかな。何度も理不尽に裏切られていると、次第に信じるという行為が怖くなるのもさ。でも、他人を信じる怖さを乗り越えたとき、本当の強さがうまれるのだと思うよ」
「そんな人に君は信じられてしまったわけだ」
「だから困るんだよ、そんな人の一生に関わるようなことに責任持てないよ。たまたま旅の途中で出会った人に対して」
「何気にひどいこと言うね。まっ、それも人生なのではないかい?」
「うまくいかないものだね。生きていくと負担ばかりが増えていく・・・。いや、そんな考え方じゃだめだな。人との出会いはかけがいのないことだから、きっと何か自分の力になると信じたい。それにしても、そろそろまともな人生を歩みたいもんだ」
「君にまともな人生は似合わないよ」
「それはどういう意味だい?」
「今までずいぶんひどい目にあったりないがしろにされた君の人生さ。そういう意味でせっかくいろんな経験をしたんだから、まともな人生を歩んじゃもったいない」
「誰だっていろんな経験をしているさ。自分だけが特別だなんてみじんも思っちゃいない・・・」
「まぁ、馬の目から見た参考適度にとどめてくださいな」

テントで寝ていた人が目を覚ましたようです。
身体を起こしてテントの外に出ました。

「やや、これは旅人さんと馬さん。おはようございます」
「おはようございます」
「おはよう」
「今日もひどい雨ですね」
「そうですね、雨ですね」
「いやー、最近雨ばっかだね」
「この雨はいつまで降り続けるのでしょう?」
「きっと太陽が出たらやみますよ」
「ははは、旅人さんらしい言葉ですね」
「ねぇねぇ、この雨の中出発するの?たまには休みにしようよ」
「雨の中でも出発するよ。君には期待しているよ」
「まったく、馬使いの荒いこと」

雨の降る中、2人と1頭は出発の準備を始めました。
雨がいつやむのか分からぬまま、旅を続けるのでした。
posted by のっち at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

詩の断片「遠い月」

草むらから見えるは月明かり
遥か遠くからの静かな光
真夜中の目は幻想
届きそうで
手を伸ばして
つかんでみても何もなく
手のひらは傷だらけで
月明かりが冷たくしみる

光は遠のいていく
こんな夜は何をしよう?
一人分からず途方に暮れる
ただ眠りを待つだけ
気がつけば光を失ったように
気がつけば朝になるのだろうか?

朝が来るまでできること
やらなければならないこと
考えなければならないこと
それらをやれば
気がつくと朝になっているさ
気分よく光を迎えられるように
闇から逃げはしない
今を捨てはしない
そうできればいい
そして、そうしたい
posted by のっち at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月03日

詩の断片「古びた神社」

行くあても無く電車に乗る
窓の外をぼんやりと眺めている

自転車で走っている子供が見える
公園のベンチに座っている老人が見える
広場で遊んでいる親子が見える
空は太陽が輝いて、どこまでも青い

この電車はどこに向かうのだろう?
どこにも向かっていないのかもしれない
でも、どこかでは降りなければならない
降りる場所は自分で決めなければならない
それは当たり前のこと

とある駅で降りてみる
何があるのか分からない
何があるのか分からないから降りてみる
何かは自分で見つけるんだ

見知らぬ駅、見知らぬ町並み
ただ、感覚だけを頼りに歩いてみる
いろんな店があって、いろんな建物があって、いろんな人を通り過ぎていく
狭い道を入っていって、人の姿は見えなくなって、車の音も聞こえなくなる

薄暗い階段が目に入った
周りは木々に囲まれていて、太陽の光が届かない
そこを登っていくと、古びた神社があった
いったいどのくらい昔からあるのだろう?
どのくらいの人が、この神社を訪れたのだろう?
その人は喜びに満ちていたのだろうか、悲しみに暮れていたのだろうか?
ただ静かな空間で、昔から変わらない空気を感じた。

自分は目をつぶって、思い浮かべてみる
違う時代にこの神社を訪れた人、その人と同じ空間に自分は立つ
その中には、この世にもう存在していない人も多いだろう
でも、その人の訪れた神社はまだこの世界に存在している
自分の目の前に存在している
どこかで鳥が静かに鳴いていた

神社に背を向けて、階段を降りていく
その一歩一歩は確かなもの
この世界に自分が存在していること
それは確かなことなんだ

階段を降りきって、そこに道がいくつかある
どこの町かも分からないのに、どの道に何があるのか分からない
でも、自分の選んだ道を胸を張って歩く
その道で目に見えるものを、その道の喜びを、その道の悲しみを精一杯感じていく
そして、間違っていると気がついたときには、立ち止まり、引く勇気を持つ
それが生きていくことなんだと感じた
posted by のっち at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月18日

詩の断片「無題」

夜風は静か
望みはかなわなくても
安らかな夜
人々は寝静まり
僕は孤独に漂う

分からない
分からないのは不安
知りたい
もっと知りたい
でも、知ることで傷がつく
そうやって夜はやってくる
安らかな夜がやってくる

今にも消えそうな声
今にも消えそうな感情
それらをつなぎとめて
それらを集めて
夜風に乗せて
星の輝く夜空に
飛ばしたい
posted by のっち at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

詩の断片「無題」

ゲコゲコ鳴く蛙の声
網戸から聞こえてくる
そして風
風は静かにカーテンを揺らす

闇に惑える心は
今にも行き先を見失いそう
空回りの移動が
絶え間なく続いている

哀れかな
無力なまでに陥れられる
まるで悪循環
そうやって少しずつ
力は消えていく
命は消えていく

このままでは、あまりにも悲しい
この流れを変えてやりたい
今の気持ちは本物なのだろ?
前を向いたら暗闇だけ
後ろを向いても暗闇だけ
だったら、前に行ってやろうじゃん
全てを失う覚悟と共に
前に行ってやろうじゃん!

暗闇の中で誓いを立て
いつか来るかもしれない、光を目指した
posted by のっち at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

詩の断片「一人ぼっちは風の色」

一人ぼっちは風の色
草原の緑が揺れる
一人ぼっちで寝転がる
草原の緑はひんやりと冷たい

空からは雨が降っている
雨に濡れても気にしない
濡れていることに気がつかない
一人ぼっちに気がつかない

ここには喜びも悲しみも楽しさも憎しみも
何もないんだ
何も意味を成さない
一人ぼっちは意味がない

心はいつも濡れていた
涙の変わりに濡れていた
誰にも気がつかれることなく濡れていた
一人ぼっちで生きた報い


そんなもんだ
そういうもんだ
posted by のっち at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

詩の断片「5月の空」

木々の緑は太陽の光を反射して
力いっぱい輝いていた
それを眺めるだけの自分には
あまりに緑がまぶしかった

静かな風が木々をわずかに揺らしている
その風は自分にも伝わる
その風は優しかった
その時、そう感じた

伝えたい
でもその前に
心の声を聞いてみよう

都会の喧騒は人間を消してしまう
耳を澄まさなければ
何の声も聞こえてはこない
風に揺れる緑の木々は
都会の喧騒を消すことが出来る

5月の空はただ青くて
このままどこにでも行ける気がした
どこかに行ける
そう思った
posted by のっち at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月25日

詩の断片「春の終わりに」

夢から覚めたら、小鳥のさえずりが聞こえた
カーテンの隙間から太陽の光が漏れている
天井を見上げながら、少しずつ意識がはっきりしてくる
今日という1日のことを思った

狭い部屋の中で所在無い存在である自分
カーテンを全て開き、太陽の光を全身で浴びる
そうやって1日が始まる
どんな1日が始まるのだろうか

部屋の外で幸せが待っているかもしれない
部屋の外で悲しみが待っているかもしれない
達成感のある1日を過ごせることもあるかもしれない
なすすべなく、1日が終わってしまうかもしれない
自分に何かできるかもしれないし、何もできないかもしれない

春の桜は散ってしまい、その後には緑の葉っぱが顔を出していた
若葉は光の中でキラキラしていた
桜の花びらは、地面から緑の輝きを眺めていた
桜の花は散っても、桜の葉は輝いていた

1日が終わり、狭い部屋に戻ってくる
鏡に映る自分は元気なのか疲れているのか分からなかった
いろんなことがあり、いろんなことを知り、自分の姿がある
自分の姿を眺め、自分の存在する世界を眺める
時には目をそらしたくなる物事が顔を出す
それでも、心の中ではこんなことを思う
まだ、世界を好きだと言いたい
posted by のっち at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

詩の断片「樹海の雨」

樹海に静かな雨が降る
彷徨うだけの魂をむなしく濡らす
大地をゆっくりと冷やしていく
さっきまで咲いていた小さな花は
いつの間にかしおれてしまった
わずかな光を力にして咲いた花
寒さの前にはあまりに無常
色鮮やかな花びらは色褪せる

樹海に静かな雨が降る
彷徨うだけの魂をむなしく濡らす
森の深い深い闇の中で
悲しみは消えるような気がした
雨は心を濡らし続ける
樹海に光は届かない
心が暖まることは無い

樹海の静かな雨
止む気配はまったくない
いつか抜けられると信じていたのに
止まない雨は絶望を導いた
でも心のどこかで分かっていたんだ
止まない雨だと言うことを
出口に辿りつけないことを

もう出口は分からない
入り口も分からない
どこにも行くことが許されないのなら
ここで眠ろう
静かに降る雨のように
何に期待をすることもなく
ここで静かに眠ろう
何も望まなければ、安らかに眠れる

樹海の雨は魂を惑わせる
今日もまた小さな灯が消えていく
posted by のっち at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

散文の断片「赤信号」

世界のどこかで、旅人は旅をしていました。
肩には飛べない翼を持つ鳥が止まっていました。
この日は太陽が出ていて気温もほどよく、旅をするにはこれ以上に無いくらい、いい天気でした。

道を進むと、一人の人が赤信号の前で立ち尽くしているのを見つけました。

「こんにちは」
「こんにちは。これはこれは、旅のお方かな?」
「はい、そんなところです。それにしても、こんな所に信号があるとは思いませんでした」
「ははは。この地域は意外なところに信号があるのですよ」

信号の前でしばらく待ちます。
しかし、信号が変わる気配はありません。

「この信号、なかなか変わりませんね。いっそのこと、破ってしまっていいんじゃないですか」
「あなたは旅人ですから、この地域のことを分からないのかもしれません。信号を破るのは、人生を踏み外すのに等しいのですよ」
「なるほど。この地域では信号はそんなにも意味があるものなのですか」
「ええ。信号を守っていれば、人生を外れることはありません」
「それにしても、この信号は長いですね。いつまで赤信号なのでしょう」
「分かりません。実はあなたが来るずいぶん前から待っているのですが、なかなか信号は変わりません」
「もしかして、壊れているとか・・・」
「いえいえ、そんなことは絶対にありません。信号は完璧なのです」

日はいつのまにか傾き、夕暮れを迎えていました。
オレンジ色の空が、無常にも闇を引き連れて来ます。

「うーむ。もう日が暮れてしまいますね。私は別の道を探そうと思います」
「そうですか。恐らく遠回りになりますが・・・。まぁ、旅人さんらしい選択ですね」
「あなたは待ち続けるのですか?」
「はい。それが人生ってものです」

旅人は赤信号を横目にその人と別れました。
そして、肩に止まった鳥に言いました。
「もし、君に空を飛べる翼があったなら、信号なんて気にせず空を飛ぶのかな?」
鳥は旅人の顔を見て、首をひねりました。
「まっ、飛べたとしても自由とは限らないか」
太陽は完全に沈み、空には少しずつ星が顔を出しました。
「近道をして人生のゴールに辿りつくよりも、遠回りをして途中で死んだほうが人生だと思うのだけどね」
肩に止まった鳥はきょとんとしています。
「赤信号・・・。あの人にとってあの赤信号は何を示していたのだろう。耐えて待て、道を変えろ、休憩せよ・・・あるいは何の意味もないのかもしれない・・・」
旅人は星空を見ながら、そんな独り言をつぶやくのでした。
「人生か・・・。とりあえず、うちらは今日の宿を探そう」
鳥はうつらうつらと眠そうです。
旅人は宿を探して歩き続けました。
それはいつものように、星空のきれいな夜でした。
posted by のっち at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月14日

散文の断片「谷に架かる古い橋」

前回の話はこちら

断崖絶壁に沿って、二人の人と一頭の馬が橋を探していました。
一人は旅人で、もう一人は断崖絶壁で偶然出会った人でした。
「なかなか、見当たりませんね」
「そうですね、もしかしたら橋はないのかもしれません」

見渡す限り深い谷が続いています。
谷の向こう側に行く事が出来ません。

人間の二人はこんな会話をしていました。
「どうしても谷の向こう側へ行かれるのですか?」
「はい、行こうと考えています」
「そうですか。もしも谷の向こう側に不幸が待っていたらどうしますか?」
「うーん、そうですね。もともと不幸のほうが多いだろうと考えていますから、よほどのことでなければ大丈夫ですよ。ところで、橋が見つかったらあなたはどうしますか?」
「さあ、分かりません。あなたと別れた後、すぐに死ぬかもしれませんし、もしかしたら生きるかもしれません」
「なるほど・・・」

少しの間の後、馬が話してきました。
「ねーねー、まだ死にたいの〜?」
「馬さんはずいぶんとストレートですね。もうずいぶんとダメな人間になってしまいましたからねぇ」
「ダメな人間?どうしてダメになったの、失恋??」
「ははは!それも一つではあるよ。でも私は一度の出来事だけでダメになるほど弱くはないのですよ。だけど、ダメになりかけて立ち直ろうとする瞬間にまた事件が起こるのです。それを何度も繰り返してきました。これではどうしようもないよ」
「いわゆる、踏んだり蹴ったりって奴?」
「ははは、馬さん。その通りですよ。苦しむだけ苦しんで、何を得たのか分からないのですよ」
「何も得てないって富とか名声とか?」
「いやいや、そういうものではありませんよ。私は誰かと心で理解しあうことが人生だと思っていました。けれども生きてきて誰とも分かり合うことはできませんでした。そうやって人は死んでいくのかもしれませんね」
「ふーん。そうなんだ」

旅人はそんな会話を聞きながら谷の向こう側の大地を見ていました。
それはこちら側とあまり違いがないように思えました。

「あれ、あれって橋じゃない?」
見ると遠くに橋が見えました。
近づいてみると、ずいぶんと古ぼけた橋でした。
「ひゃーずいぶん古い橋だね。渡って壊れたりしないかな」
「うん、その危険はある。でも、この汚くてボロボロの橋が希望の橋なのだね」

旅人はもう一人の人に聞きました。
「どうしますか?この橋を渡りますか?」
「どうせ死ぬのなら橋を渡ってからでもいいですね」
もう一人の人はそう言うと、続けて言いました。
「じゃ、旅人さんと馬さんが先にお渡りください。荷物もあると橋が重さに耐えられないかもしれないので、私が運びますよ」
「そう言っていただけるのなら、お願いしてもよろしいですか」
「もちろんですよ」

まずは旅人と馬が橋を渡りました。
歩くたびに橋はゆれ、恐る恐る渡りました。
続いて、残っていた人も荷物を持って橋を渡ろうとしました。
しかし橋の真ん中で立ち止まってしまいました。
「あれ?どうしたの?」
断崖絶壁でたたずんでいた人は大粒の涙を流していました。
旅人は橋のいたるところがぎしぎしいっていて、もうすぐ崩れてしまうのに気がつきました。
「あぶない!早くしないと橋が崩れる!」
大声で旅人は言いました。
しかし、橋の真ん中から動こうとしません。
相変わらず泣いたままです。
「何かあったのですか?」
旅人は出来るだけ優しい声で言いました。
すると、橋の真ん中の人は答えました。
「思い出しました。この橋は大昔に私が作った橋でした。もともと私は谷の向こう側の人間でした。ですのでこの橋は谷の向こう側から渡るために作った橋でした・・・」
ここで静かに深呼吸をしました。
「・・・当時は希望の橋でした。しかし、今となっては禍をもたらした忌まわしい橋です。ここで橋とともに人生を終えるのも滑稽ですがふさわしいかもしれません」
少し皮肉をこめて、その人は言いました。
すると、旅人は言いました。
「別にあなたが死ぬのは勝手です。ですが、申し訳ないですけど荷物だけはこちらに運んでいただけないでしょうか?」
「うわー、冷たい言葉」
と馬は独り言を言いました。
橋の真ん中で立ち止まった人は泣きながら荷物を持って、橋を渡りました。
「旅人さん、これでいいでしょう。橋を渡れてよかったですね。では、私はこれで」
と戻りかけた瞬間、橋が崩れ落ちました。
あまりにもあっけなく、谷の闇に吸い込まれていきました。
それをどこかぼんやりとした目で戻ろうとした人は見ていました。
「・・・橋が崩れてしまった」
絶望と憎しみがこもっていますが、なぜか無感情に聞こえる声で、死のうとした人は言いました。

太陽は沈みかけていて、夕焼けが見えました。
空は真っ赤でした。
暗闇の迫った真っ赤な空でした。
「・・・あの時もこんな空でした」
「あの時?」
「橋を完成させて、橋を渡った時のことです」
「あの橋は、あなたがいつか戻るのを待っていたのではないですか?」
「ははは、御伽噺みたいなことを言いますね。そうであったなら面白いですが・・・。でも、あの頃とはもう何もかも変わってしまいました」

太陽は沈んでいきました。
その様子をしばらく眺めていました。
気がつくと星空が顔を出していました。
「星空がきれいですね。星空なんて久しぶりに見ました」
「これからどうしますか?」
「分かりません。でもなんかしばらく星空を眺めたいです。あなた達は?」
「もう夜ですし下手に動くのは危険です。ここらで野宿したいのですが、星を眺めるのに邪魔になりませんか?」
「いえいえ、大丈夫ですよ」
「それならよかったです」

旅人は荷物を出して野宿の準備を始めました。
もう一人の人は星空を眺めていました。
その真ん中で馬は眠そうにあくびをしてました。
posted by のっち at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩・散文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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